ゼロ年代フューチャーポップDIG

2006~2010年頃のPerfumeみたいな音楽を探してます

ゼロ年代テクノポップ(フューチャーポップ)の探し方まとめ

 

はい、どうも。15年前のPerfumeサウンドを追い求めているknob64です。

 

(てか2007年って15年前!? えっ…

 

さて、いきなりですが私が普段実践している"ゼロ年代フューチャーポップ"の探し方を伝授いたします。

 

(検索に引っかからなさそうなのでタイトルは"テクノポップ"にすり替えました。)

 

私の思うゼロ年代フューチャーポップについてはこの記事で。

00-futurepop-dig.hateblo.jp

 

正直な話、曲の探し方を会得してしまえば、もうこのブログの更新を読む必要はありません。

 

このブログでは、以下の探し方で私が気に入った物のみを紹介する形ですので、もしかしたらそれ以外にあなたのファイブスター(お気に入り)があるやもしれません。

 

まあ、ごく一般的?な探し方ですので、ぜひ皆さんもディグってみてください。

 

特に10代の方とか昔のインターネッツを知らなくて、この辺のサウンドが気になっている方はぜひ読んでくださいおっ

 

では、いってみましょう。(割と長いのでお時間頂戴します)

 

目次

 

 

【All Aboutのテクノポップガイド・四方宏明さんの記事】

まず、初めにおすすめしたいのはAll About内のテクノポップ記事です。

 

allabout.co.jp

 

ガイドを務めている四方宏明(しかた ひろあき)さんはこんな方。

"テクノポップ周辺の音楽発掘家/幅広い領域のプロダクトリサーチャー
テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。"

 

最初にこのサイトを訪れた時は感動しましたね。

 

Perfumeブームの遥か前である2001年から記事を執筆されていて、テクノポップ全般に関して膨大に書かれてるのでめっちゃ助かります。

 

70年代の黎明期テクノポップから共産圏のアーティストまで取り上げてるのですが、なんといってもPerfumeブームの前後をリアルタイムで記事にされているのが熱いですね。

 

色んなアーティストにもたくさんインタビューされていて、当時の雰囲気が分かって楽し楽し。

 

言うなれば『ゼロ〜テン年代テクノポップ史の語り部様であります。

 

ただ、残念ながら記事の執筆は2017年で止まっているようですね…。

 

大手サイトのAll Aboutなので記事はそうそう消えないと思いますが、ぜひ四方さんの紹介するテクノポップ・ワールドに今からでも浸ってみてください。

 

allabout.co.jp

(「萌えテクノ」というゼロ年代パワー・ワード)

 

allabout.co.jp

allabout.co.jp

(類似アーティストをまとめた特集回もあります。)

 

 

ニコニコ動画テクノポップメドレー】

テクノポップメドレー動画を探すなら、YouTubeよりニコニコ動画じゃないでしょうか。

 

削除されてしまった動画も多いのでしょうが、残ってるものはそのまま残ってます。

 

なんというかニコニコ動画当時の空気感までパッケージされていて良いですよね。

 

リアルタイムで流れたコメントが、2022年も同じタイミングで流れてきますから。

 

さて、まずこちらのメドレーは上記の四方宏明さんのAll About記事をソースに作られているようなので、記事を読みながら音を確かめられます。

 

次にこちらのDJミッフィーさんの動画も繋ぎが鮮やかでおすすめです。ニコニコで30万再生はすごいです。当時のPerfumeブームやばい。

 

あと、最近でも中田ヤスタカ作品メドレーを投稿されててありがたや。

 

 

 

ヤフー知恵袋

たとえば「テクノポップ おすすめ」とかヤフーで検索すると、ヤフー知恵袋がヒットしたりしますよね。

 

chiebukuro.yahoo.co.jp

 

音楽DIG初心者の時はここが一番探しやすかったですね。(回答にある曲がどれも未聴のものですから。)

 

ほとんどの場合、YouTubeリンクを添えてくれていて聴きやすい点もです。

 

ただ、ある程度アーティストを知ってくると、

 

「ん、微妙にそっち系じゃないんだなー…」な質問しかなかったり、

 

「あ、そのアーティスト知ってます…」な回答を目にすることが増えてきちゃいますね。

 

そうなったら「このアーティストに似た曲ありますかー?◯◯と××以外で。」と自分で質問を立ち上げてみるのもいいでしょう。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

iTunesストアのおすすめ関連曲】

2022年、iTunesストア使ってますか?

 

Apple Musicに吸収されたんじゃない?」と思う方が居そうですが、まだ存在してます。

 

私は今になってiTunes配信限定の曲とか買ったりしてます。

 

そんなときに、曲のページの下の方に「この曲を買った方はこちらも買っています〜。」みたいな欄が表示されるのですが、これを順に聴いていくと当たりに出くわす精度が高いのですよね。

 

自動レコメンドというと2022年版に更新されてそうですが、iTunesにおいては時が止まったかのようにその曲と近い年代のものが表示されることが多いのです。

 

試聴も90秒は聴けるので十分購入GO判定できますね。

 

あと、他のサイトでディグっていてYouTubeで聴こうとしたら無かった場合でも、iTunesには大体ありますので試聴用に使いやすいですね。

 

2022年、ぜひiTunesストアであの頃好きだった曲を検索してみてください。

 

support.apple.com

 

 

タワーレコードオンラインのおすすめアルバム記事】

今までタワレコさんを蔑ろにしてました私は。(根っからのつたやさん派なので。)

 

最近はめっちゃお世話になってます。(主に作曲者編曲者情報の収集で。)

 

さて、タワレコサイトには昔のアーティストインタビューなんかも残っているわけですが、それに関連しておすすめアルバム記事なんかもあるのですね。

 

それがなんかマニアックで、つたやさんに置いてないような知らないCDアルバムに出会えます。

 

それもそのはず音楽にヤバい詳しいタワレコバイヤーさん達が選んでくれてるわけですから、間違いないのですよ。

 

例えば私は、このページにあるコンピCD『P・K・P・K』(ピコピコ?)を買って、"なっちゃんPEAK"という未知のアーティストにハマりました。

 

tower.jp

(「bounce」というタワーレコードのフリーペーパーが情報元みたいですね。)

 

 

ぜひ興味のある方はタワーレコードオンラインで、おすすめアルバム記事を探してみて下さい。(昔のは探しにくいけど)

 

tower.jp

 

 

【好きな曲の作曲者をたどる】

ライトフライなリスナーですと、案外作曲者まで調べたりしないのではないでしょうか。

 

シンガーソングライターでなく、楽曲提供を受けているような歌手やアイドルの曲で有効な方法です。

 

作曲者の名前って、だいたいCDの歌詞カードに書いてありますよね。

 

でもCDはレンタル派だから持っていない…、そんな時はタワーレコードオンライン(もしくは歌詞検索サイト)で調べると簡単です。

 

例として。①Aira Mitsukiの4thAlbum『I'LL BE BACK』の11曲目『I can fly』を気に入りました。

 

タワレコさんでアルバムを検索。

tower.jp

 

③楽曲の収録時間横の三角▽を押すと、クレジット情報が表示されます。見てみると作曲者は『TESSY』さんと言うようです。

 

④なんやかんやとグーグルで調べると、TESSYさんはエレクトロポップユニットで曲をリリースしているようです。ヤッタ!聴いてみよう!

CANDLES(キャンドルズ)(別表記 Candles)はボーカル・pepe(ペペ)とサウンドクリエイター、DJ・tessy(テッシー)による男女2人組の音楽ユニット。ユニバーサルミュージック傘下レーベル、e-SUM RECORDS(イーサムレコード)所属。ジャンルはエレクトロ・ポップ。

ja.wikipedia.org

 

こんな感じで作曲者だけでなく、編曲者やRemixのアーティストをたどるのも楽しいですね。

 

 

mixiの音楽コミュニティ】

次は元祖ニッポンのSNS、「mixiミクシィ」であります。

mixi.jp

 

私はSNSしんどい派筆頭なので知らなかったのですが、検索してみるとめちゃくちゃ情報がありますね

 

細かな音楽ジャンルや、マイナーなアーティストまでコミュニティがあってすごいです。

 

「あのグループ、こんなにファンが居たのか!」など驚きもありつつ。

 

さらに関連するコミュニティを辿っていくと、全く知らないインディーズアーティスト/アイドルを見つけたり。

 

トピックには当時のイベント告知とかフライヤー画像が貼ってあったりしてレアレアですね。

 

ただ、現在は全くコミュニティ活動されてない様子もまま見るので、異様なさびしさに包まれたりします。(internet's ruin...)

 

昔のmixiは招待制でしたが、今は会員登録すれば誰でも閲覧できるようです。ここは掘りがいがありますよ。

 

mixi.jp

mixi.jp

(てか、フューチャーポップのコミュニティを今発見しました。笑)

 

 

【5ch(2ch)の過去ログ】

某巨大インターネッツ掲示板サイトであります。

 

2006~08年当時はまだ2ちゃんねるという名称ですね。

 

「知りたいアーティスト 2ch 2008」などのワードでグーグル検索して、そのアーティストのスレッドを探してみましょう。

 

例えば、Perfumeだとこういうスレッドがヒットしますね。

tv11.5ch.net

 

(私も当時のPerfumeスレはROM専で見てました。)

 

 こういったスレの中でたまにテクノポップで他におすすめ、ある?」みたいな質問の流れがあるので、

 

それを地道に探していくという作業になります。←

 

(「おすすめ」「似てる」などのワードでctr+Fを押してスレッド内検索してみましょう。)

 

capsule中田ヤスタカスレの方がそういった話題は多かった気がしますね。

 

pc11.5ch.net

 

まあ、膨大な過去ログから探すのは大変ですよね。

 

現行スレでファンの方にオススメを聴いたほうが速いです。

 

何なら知恵袋やTwitterとかで聞いたほうが(略)

 

 

【個人ブログ】

マイナーなアーティストをグーグル検索していると、そのファンの方の個人ブログがヒットすることがありますよね。

 

個人ブログでは個人であるからこそ、自由さ熱意にあふれた濃い情報が載っていたりします。

 

握手会やライブレポートなんかも詳細に書いてあり、当時の雰囲気を知る手がかりになりますね。

 

DVDになっていないライブのMCでの問題発言などはオフィシャルには記録されていませんから、ライブレポはありがたい存在です。

 

そういった濃いファンの方のブログを読んでいくと、大体似ているアーティストや楽曲を紹介されていますので、そこから新たな音楽を知ることも多いですね。

 

なので。と言ってはなんですが、そんな熱い個人ブログに恩恵を受けた身として、私もなにか情報を書いて残しておこかな?とブログを始めた次第でございます。

 

正直「別にワイなんて何も詳しくもないから発信してもなあ」と思います。

 

「大体のこと、すでに他の/過去の人が書いてるしなあ」とも思っていました。

 

しかし、先述の謎のフューチャーポップユニット・"なっちゃんPEAK"のことを書いた当時のブログがあまり見つからなかったのです。

 

その時はショックで「2005年の人類、もっとなっちゃんPEAKのこと書いといてくれよ〜」と、夜な夜な枕を濡らす日々が続きました。

 

ミュージックビデオはどんな感じだったのか、怪曲『なっちゃんPEAKスランプ中』はなぜアルバムに収録されてしまったのか、とか。

 

すみません、取り乱しました。なっちゃんPEAKって言いたかっただけです。

 

おかげ様で5000字を越えました。

 

どんな些細なことでも後世のファンに取っては貴重だと思います。

 

というわけで、ブログをやってない音楽ファンの方は今すぐ始めましょう。はてなで)

 

【番外:まだ試していない方法】

マイスペース(myspace)ってゼロ年代に流行ってましたよね。まだ掘ってないですね。

 

YouTubeのおすすめ関連動画。昔は重宝してましたが、最近は関係ない動画が多く出てくる気がします。

 

Spotifyにはそれっぽいプレイリストがありそうですけど、加入してないのですよね。無料でも聴けそうですが。

 

・Sound Cloudってこの辺のサウンド、あるんですかね。外国の人が多いですよね。

 

・band campってこの辺のサウンド、あるんですかね。外国の人が多いですよね。

 

muzieって古の音楽投稿サイトの曲はもう聴けないですよね。

 

・ボカロ(ミクノポップ)はまた別枠ですね。

 

・ディスクガイド本とか昔の音楽雑誌買って読んだりもしないと…(大変そう)

 

【おわりに】

根が出不精なのでインターネッツでの探し方ばかりになりました。(本来なら店舗で試聴したり、ライブハウスやクラブDJで出会うのが定石でしょうか。)

 

見つけたアーティストでサブスク展開してない場合は、是非つたやさんで宅配レンタルを。(買いたい方はCD買って応援しましょう)

 

movie-tsutaya.tsite.jp

 

なんてこともない感じでしたが、新たに探し方を思いついたらその都度更新したいと思います〜。

 

(おわり)